福島浜通り模型製作愛好会「Zu・Klone」(ツックローネ)
■ 2014/5/17(土),18(日)第25回モデラーズ合同展
□ 参加者: 赤塚、江井、岩佐、酒井、田中明、木田、五十嵐、(東京支部:伊東、白木、新開)(静岡支部:亀山、田中、加藤、桑原)
□ 場所: 静岡市ツインメッセ南館
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●第25回全国モデラーズ合同展参加報告。
今回で12回目の参加。今回も2日間を盛大に終了することができました。今回の課題「Better」を合言葉に個性豊かな作品を約50点展示することができました。
昨年度までよりも展示―テーブルの幅を900mm拡大し3600mmとし、これまで以上に質量とも見ごたえのある配置ができたように思います。会員の皆様お疲れ様でした。
次回の当会6月例会=6月15日(日) 13:00〜 ナポレオンさん
□ 17日(第1日目)会場に7:10到着。約1時間後の8:30には当会展示ブースの展示準備が整いました。今回は3600mmに幅を拡大し、それに合わせて5mのテーブルクロスを準備し、ご覧のようなひな壇が無事に設営されました。
□ 今回は昨年夏の課題「フィギュア」で登場した、会長による地元いわき市の公認ゆるキャラ「フラおじさん」を中心に、航空機、AFV、スケール、キャラクターのジャンルごとのコーナーを設置しました。
□ まずは航空機部門と檀上のスケール部門。今回の航空機は1/32を主流とし、ベースに鏡を置いて下面も見えるようにと工夫しました。上段にはタミヤ1/6のハーレーと1/12のケーターハムです。
□ こちら側はキャラクターとAFVコーナーです。AFVコーナーにはフィギュアをうまく活用したヴィネット作品が展示されています。
□ そのAFVコーナーです。やはり、フィギュアやベース、樹木などを工夫することで、ストーリー性がかなり表現でき、作品の深みが増しているように思います。
□ こちらはAFV界に一大ブームを巻き起こしているガールズパンツァーの作品群。車両、フィギュアともしっかりした出来栄えだからこそ注目を集めているのでしょう。
□ 多くの来場者を笑顔にさせてしまった会長ゆかりの作品群。会長の人柄か遊び心か、フェルト製のゼロ21型を見たある女性のお客様が「あー、これなら私も作れるー!」と雄叫びをあげてくださいました。来年はこの手の模型も増えるかもしれません。
□ 政会員によるこの力作を見て、お客様のある女の子が「わー、すずしそう!」と絶賛してくれました。確かにこれからの季節、金魚鉢風で涼を感じさせる作品ではありますね。そういえば会場は少々蒸し暑かったでしょうか。
□ こちら前出のハーレーダビッドソンですが、「作者は当会の女性会員です。」と紹介すると、多くのお客様が、信じられないという表情で作品に顔を近づけます。今回、ハーレーを専門に展示されているクラブの関係者の方もご覧になりに来てくださいました。
□ こちら1/72航空機たちです。コレクションサイズとして、数をそろえて比べたり眺めたり、そして塗装の僅かな違いを数種類製作することで本当に嬉しくなる作成例です。小さくとも塗装の手間は同じですね。。
□ こちらは1/32の航空機たちです。今回は手前の主翼を展開しているF4Uコルセアは、昨年から静岡支部に所属しているK会員による作品です。まだ20代半ばながらていねいな組み立てと深みのある機体塗装により、高い完成度になっています。今後がたのしみですね。
□ こちらも1/32航空機たち。多くは地元静岡のメーカー、タミヤとハセガワのキットです。作者によればコクピットとエンジン部分の再現、主翼内部や脚関係のパーツがかなり進化していて、まるで実機を製作している気分になれる、とのことです。
□ こちらはスケール部門です。なお、上部にいるチラノサウルスはタミヤ1/35のキットのほぼ素組です。作者によると、お客様の中の子供たちに喜んでもらえればと作ったそうですが、中には怖がる子たちもいまして、すみませんでしたとのことです。
□ 予定より15分早めて8:45に開場となりました。その合図とともにお客様が当会ブースにも。このようにすいている時間滞だとじっくり鑑賞できるのですが。
□ 混雑してきますとじっくりというよりは人波に乗ってか、流されてか、なかなか立ち止まるのも大変。写真では東京支部のS会員が笑顔でお客様に応対中です。
□ そんな中、早めに当会ブースにおいでになってくださったのはT社のY様です。昨年は当会の地元展示会の折りにたいへんお世話になりました。Y氏の作品も今回の合同展に出品されており、当会会員はその完成度に感動してきました。
□ 中央が静岡支部新会員のK氏で、今回コルセアを出品してくださいました。忙しいなか、展示会の開催時間にほんの少しだけ当会ブースに立ち寄ってくれました。ご自分の作品を箱詰めし、1日目の朝7時45分ごろ当会ブースに持参してくれました。2日間とも8:00から業務ということで、当会ブースに来れたのはこの日の午後の休み時間の10分間くらいでした。
□ 会長による1/25疾風の誉エンジン(2000馬力)を手にして質問中のお客様です。これがエイリアンに見えるという楽しいやり取りもあったそうで、さすが静岡です、発想の豊かさを感じます。
□ 赤塚会長には多くの客様から質問が寄せられました。ソリッドモデルの大きな胴体と主翼が注目を集めておりました。
□ 2日目開始です。朝方7:00頃静岡に到着の当会会員4名を加え、ブースも賑やかになりました。長距離の移動お疲れ様でした。
□ こちらはホビーショー新作展示コーナーの北館です。タミヤのコーナーにはノルマンディー上陸作戦70周年の記念の展示がありました。
□ そして、第一時世界大戦100周年のアイテム。間もなく発売予定の新作イギリス軍のMarkWです。直進のみですがモーターライズです。
□ このように、塹壕のあるフィールドが作成され、軽快に走破しておりました。少々速度が速すぎるのではと感じさせるくらいで、おどろきでした。。
□ こちらは北、南館会場の間にある正面入り口付近です。地元のボーイスカウトの皆さんが演奏で歓迎してくれていました。静岡市あげてのお祭りなのですね。
□ 今回、実車として展示されていました10式戦車です。履帯で路面を傷めないように十分な注意が払われています。実車を目にしますと模型で表現できることは限られているのではと感じます。やはり迫力というか真実に圧倒されてしまいました。
□ この撮影をしたときは早朝であったため一般客も少なく、撮影が思いの通りできました。さらに無音に近い砲塔の高速旋回、砲身の上下、エンジンをかけて、油圧機構で車体を傾ける動きまで実演してくれました。朝の点検だったのでしょうか。
□ 2日目の午後、同じくクラブを結成されこの合同展に継続している俳優の石坂浩二さんが立ち寄られ、当会ブースを見学してくださいました。石坂氏は航空機モデラーであり、今回はタミヤ1/32スピットファイアー2機を含め計3機を出品なさっていました。
□ 当会静岡支部長の記念写真となってしまいました。石坂さんとお話できたことは、地元に帰ってからの楽しい話題になりそうですね。
□ また、モデルキットメーカーの方もおいでくださいます。こちらは毎回訪問してくださるハセガワの専務様です。今回はハセガワ1/32の紫電改とMe109G14を展示していましたので、感謝を申し上げたところです。
□ 余談ですが、プラモデルメーカーとして世界をリードしているタミヤさんの案内所にこちらのような木製の楯が。内容にはアメリカのある州で行われた世界規模のプラスチックモデルの展示会に、タミヤから多大なる貢献を頂いたことへの感謝のメッセージが書かれていました。改めて世界のタミヤを思い起こさせてくれました。
□ 合同展の2日目も終盤近く、今回コルセアを製作展示してくれた静岡支部のK氏がお別れのあいさつと作品回収にきてくれました。会員一人一人に名刺を渡してくれました。
□ ホビーショーにて勤務であるため、ご自身はたいへんお忙しいはずでした。それにもかかわらず何度か当会ブースに足を運んでくださいました。ありがとうございました。
□ 一部の会員が含まれていませんが、今回の当会メンバーほぼ集合です。今年も本当に笑顔がいいですね。また、来年静岡でお会いしましょう。(以上2014年の合同展の2日間でした。)