福島浜通り模型製作愛好会「Zu・Klone」(ツックローネ)



■ 2013年1月13日(日)「定例会」及び「2013年総会」報告 
 □ 参加者: 赤塚、鈴木、石井、木田、小松、薗部(教)、薗部(晃)、江井 
 □ 場所: ナポレオンさん





 □ 議事

@「2013年総会」を開催。昨年の活動報告、会計報告の承認、本年の会員の確認、本年の活動案の承認、夏と年末の懇親会の持ち方についての検討を行いました。 A5月のモデラーズ合同展への参加希望者の確認。B次回例会から合同展への出品作品を受付ます。
     

   次回=2013年2月17日(日) 例会13:00〜 「ナポレオン」さん。
            










□赤塚会長によるフルスクラッチ1/25「疾風」。機体に取り付けられたハー45エンジンは融点の低い金属を複製したシリンダーで製作し、かなりの重量があります。それをしっかりと今後取り付けていくそうです。また、コクピット部分、脚収納庫は左右、上下を貫通させての製作だそうですので、かなりの作業量のようです。5月の合同展には間に合わせたいとのこと、今後の作業が楽しみです。









□鈴木会員による1/200ドイツ戦艦「ビスマルク」(トランぺッター)。鈴木会員はかなり以前より、戦艦「ビスマルク」が好きな船だったそうなのです。今回ある雑誌でこのキットをみかけたので注文し、手に入れたとのこと。そして大き目の0.5mmのエアブラシも購入し、持参したいくつかの写真集や資料とともに「ビスマルク」について熱心に説明してくれました。特に船体の迷彩塗装は時期によって変更されているそうです。また、主砲砲塔上面が赤で塗られていた時期もあったと言われていますが、それは疑わしいという鈴木会員の意見でした。鈴木会員のこの思いを込めて「ビスマルク」を製作し、5月のららミュー展示会に途中作品でも良いので出品してもらいたいものです。
                        




□木田会員による1/24、トヨタ86。難しいホワイトをていねいに重ね塗りし、上品な仕上がりになっています。この色の実車を通勤途中に何度も見かけているので、同じように、輝くいい色になってるなと思います。木田会員の塗装技術はかなりのものです。
           



□木田会員による1/24トヨタ86と後ろの1/200ビスマルクを比較できます。かなり大きな金型で作成したようです。
           



           



□木田会員による1/35ドイツ兵(ドラゴン)。1944年のハンガリー戦線の兵士たちです。木田会員はこのキットをある会員から、そしてベージュ色のロシア兵のフィギュアは以前に茨城での展示会に出かけたとき、そこの模型店から購入したものだそうです。木田会員もこのフィギュア製作に合わせて、今後AFVなどのミリタリー作品に挑戦するかもしれませんね。当会の先輩モデラー方は大歓迎ですよ。
            





□江井会員による1/35「日本陸軍歩兵、行軍セット」(ファインモールド)です。きっかけは以前、中国戦線で従軍されたある方のお話を聞いたことです。お話を伺った80歳代の男性は足に銃弾による重症を負い、回復後タイまで行軍による徒歩移動をされ、終戦後タイから病院船で帰国されたそうです。「戦争は絶対やってはいけない。」これは、戦場に赴いた兵士の皆さんの本当の声だと思います。当時の陸軍兵士の皆さんのつらい従軍の状況を思い浮かべながら製作してみました。 







□江井会員の1/35パンサーG型(ドラゴン)です。だいぶ前にドラゴンワゴンに積載しようとの意図で組立てていたものに、基本塗装と細部のパーツの色塗りを終えたところです。ツインメリット表現がすでになされているキットです。 





□今回の「ビスマルク」は通常なかなか見ることができません。いろいろと驚きの声や質問がよせられていました。


            



□会長さんが手にしているのは砲身とスクリュウの金属製パーツです。鈴木会員は別売されていて残り少なかった限定品をなんとか手に入れることができて安心したとのことでした。


            



□ 航空機模型ファンの石井会員さんも、木田会員の86運転席の塗装について質問中です。車体内部は組立後あまり見えなくなるのですが、しっかりと仕上げることで、その後の作業の気合いの入り方が変わってきます。航空機にもそういう場合が多いのです。 


            



□江井会員の1/35「97式中戦車チハ」(タミヤ)。ずいぶん前に製作した車両で、今回フィギュアと並べて展示したいと思い持参しました。当時のウェザリングはタミヤエナメル塗料のみでしたので、現在の作品と比べるとてもきれいかもしれません。さて、2013年、今年も模型つくりを通して皆さん、良い1年を過ごされますよう願っております。


            


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