福島浜通り模型製作愛好会「Zu・Klone」(ツックローネ)



■ 2021年4月18日(日)の定例会報告 
 □ 参加者: 赤塚、佐藤、田中、木田、笹島、新妻、熊野、中島、大楽、江井
 □ 場所: ナポレオンさん





 □ 議事

  @2021年5月1日から16日まで静岡市で開催予定の「静岡モデラーズ合同展」の参加について。静岡支部会員の皆さんの協力を得て、当会会員はそれぞれ個人で作品発送または作品とともに静岡市の会場を訪問することになります。作品のみ発送の場合は静岡県在住亀山氏の自宅宛てとすることを、亀山氏本人から了承して頂くことができました。A今回の4月例会から協議の後に休憩を挟み、出席会員全員から持参キットまたは製作中のキットについての報告と、それについて参加会員から質問や追加情報を行う場を設定してみました。本日参加の10名が順番にキットや製作状況を発表し、そのつど参加会員からは様々な意見が出されました。その結果ジャンルの枠を超え、模型製作についての意見交換がずいぶん深まっていたようです。次回の例会以降も継続して実施していく予定です。B事務局が運営する模型教室は、今年度平第二小学校施設内の「マナビ―館」で月1回の開催で進められるとのことです。
     
     

   次回例会=2021年5月16日(日)14:00〜17:00 ナポレオンさん
            

            
            

□佐藤副会長によるレベル1/220のUSSライオンフィッシュ。気軽に製作できる大きさと内容のキットとのこと。ラッカー塗料による船体の塗装には迷彩も実施してあります。


            
            
            

□やはり注目なのが艦橋周辺でしょうか。必要な部分に張り線も追加されています。太平洋戦争時、米軍潜水艦による攻撃で多くの日本艦船が沈没させられました。その中には、沖縄から疎開する児童生徒を多数乗せた「対馬丸」の悲劇も含まれています。


            
            


□笹島会員による2機の1/32局地戦闘機三菱「雷電」です。右が「造形村」、左が「ハセガワ」製とのことです。自身が楽しむ航空機操縦シミュレーションに登場する機体を、今回も再現しているとのことです。

            




□基本塗装、国籍マーク、そして目を引く電光マークもすべてエアブラシ塗装で。実機を思わせる良好な仕上がりとなっています。






□太い胴体とその内部のコクピット内部の状況です。メーターパネルの仕上がり具合も、追加パーツを追加し実機同様に精密に仕上げられています。


            



□こちらはハセガワ製の「雷電」で、組み立てやすくパーツの合いも良好とのこと。透明パーツのキャノピーの輝き具合も秀逸で、作業のていねいさが感じられます。





□主脚の状況です。エデュアルド製のメタルパーツを用い、強度も十分とのこと。ブレーキパイプの再現と、極薄の脚カバーの状況に驚かされました。


            



□笹島会員の話。「仕事から解放される週末ぐらいしか模型の時間が取れないので、完成数を増やすため2機同時に作っています。また、異なるメーカーのキットの違いを知ることができのも楽しいことです。」 


            



□にいつま会員による、バンダイノンスケール「ガンダム・アーティファクト」シリーズのキットです。食玩としてかなり小さ目のパーツです。それでも追加で隙間埋めやシリンダー部分を金属に置き換え可動できるようにも加工しているとのこと。そしてジェットの吹き出し部分にはすでに電飾が組み込まれています。 


            



□キットの状況を角度を変えて。今にも立ち上がりそうです。 





□中島会員による完成のマジンガーZです。電飾について分かりやすく説明してくれました。「プラスとマイナスを間違えなければ光ります。」という出だしで会員一同ほっと笑顔になりました。その後「抵抗」を回路に組み込むことで長時間の点灯が可能ということには、一同???状態に。頭部パイルダーを取り外すことも実演してくれました。 


            
            



□江井会員のHKモデル1/32Do335プファイルです。先月から変わらずの状況です。本人は「仕事が…。」「年度初めで忙しくて…。」と言い訳を。 


            



□同じく江井会員のタミヤ1/32P51−Dです。第二次大戦最良の戦闘機と評価の高い機体です。ですが当時試験中のプファイルと遭遇した時に、P−51は最高速度でもついて行けず、追跡をあきらめたというエピソードが。それを言いたくて持参したのでしょうか。P−51は2012年製作とのこと。 


            



□今回の4月例会からは、出席会員の作品紹介をもとに会員全員での意見交換の時間を設定しました。ジャンルに関わらず、有意義で充実した時間とすることができました。お詫びです。今回、田中明会員の1/72タミヤ・イタレリ製「マッキMC202・フォルゴーレ」2機と、大楽会員のバンダイ1/144ガンダム数作品をカメラに収めることをしていませんでした。作品紹介と情報交換の話し合いがとても興味深いもので、そのメモを取るのに事務局が夢中だったようです。さらには当会がお世話になっている模型店店主さんの怪我のニュースが入り、そのお見舞いの準備なども重なり、例会終盤に慌ただしい事務局だったようです。なお、当会からのお見舞金はその日のうちに、店に戻られていた店主さんにお渡ししました。「会員の皆さんに御礼を。」とのことでしたので報告といたします。さて、会員の皆さん、これから静岡に向けて準備の追い込みですね。 


            


            


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